最近では和室のない物件も増えてきており、日本ながらの和を楽しめる和室は敬遠されがちです。
しかしながら和室の畳には、夏場は湿気を逃がしやすく、冬場も床が冷たくならずに過ごしやすい、またもともと日本の高温多湿な気候に合わせてつくられているため、年間を通して過ごしやすいという利点があるのです。
そこで、和室をおしゃれに見せるインテリアの三つの基本をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にされてみてください。
まず一つ目は「和室に馴染む柄のものを置く」ことです。
たとえばカーテンも、花柄のような洋室に馴染む柄ではなく、無地にする、くすみカラーにするとマッチします。
そして二つ目は「見える畳面積を小さくする」ことです。
古くなった畳はどうしても部屋を古臭く見せてしまうため、ラグを敷いて目隠しするとよいでしょう。
また家具を配置するときにもラグを置けば畳を痛めないのでおすすめです。
最後の三つ目は「ふすま」です。
ふすまが特に柄のあるものだと部屋がダサく見えてしまいます。
そのため、思い切ってふすまを外す、あるいはふすまを傷つけないタイプの壁シートを貼ることでおしゃれに見せるインテリアが可能です。
この三つをポイントにぜひ和室に活かしてみてください。